こんにちは。
タイトルの漢字を何と読むか分かりますか。
「はっさく」と読みます。柑橘系の果物にありますね。その名前の由来ともなったのが「八朔」なんです。
八朔とは八月朔日の略です。「朔日」とは1日(ついたち)を意味します。つまり八朔とは8月1日のことで、旧暦の8月1日が八朔と呼ばれていたのです。現在の暦では8月下旬から9月頃になります(2023年は9月15日)。稲穂が実り始める時期で、各地で「豊作祈願」がこの日に行われました。
果物のハッサクはこの日付と関係しているといわれています。ハッサクは広島県のお寺で偶然発見されたものですが、そのお寺の住職が「8月1日になれば食べられる」と言ったことからハッサクと名付けられたそうです。