こんにちは。
前回の答えは、「取りつく暇もない」ではなく「取りつく島もない」です。
「島」は頼れるところ、助けとなるものという意味で使われています。
それがないということですから、「取りつく島もない」は「頼れるところがない」または「頼ろうとしても相手に冷たい態度をとられ、話が進まない」という意味になります。
単に「しま」と「ひま」の音が似ているための誤用です。これはさすがに間違えて使ってはいけません。姪は慣用句を使って体裁よくしたかったのかもしれませんが、大恥をかくところでした。
慣用句やことわざは表現を豊かにするものです。小中学生も正しい表現を積極的に身につけ、語彙力を鍛えていきましょう。