こんにちは。
今回は誤用が一般的になってしまった例を取り上げましょう。
東京オリンピック開催中にも多用されていた表現です。
「鳥肌が立つ」
何人ものコメンテーターが感動した時の表現に使っていました。「あの演技(試合、戦い)には本当に鳥肌が立った。」と。
今では若い人のほとんどがこれを聞いても違和感を抱かなくなったのではないでしょうか。しかし、本来は寒さや恐怖のために肌が鳥の皮膚のようにぶつぶつになることをいいます。
このままでは本来の使い方が消えていくかもしれませんね。それはそれで寂しい気がします。