こんにちは。昨日の続きです。
学力テストの生徒アンケートの中に「新聞を読んでいますか」という質問がありました。その回答とテストの平均正答率に相関関係があるというのが文部科学省の分析です。つまり、新聞を読む回数が多い生徒ほど平均正答率が高かったということです。これは国語、算数(数学)どちらの教科でも示されています。例えば、小学校国語の正答率は「ほぼ毎日読んでいる」生徒が74.7%、頻度が下がるにつれて正答率が低くなり、「ほとんど、全く読まない」生徒は62.9%でした。中学数学では、「ほぼ毎日」が65.3%で、「ほとんど、全く読まない」が56.1%でした。
残念なことに、新聞を読む習慣がない子供の割合は増加しています。2019年度と比べると、「ほとんど、全く読まない」は小学生で8.9ポイント増の70.1%、中学生が5.5ポイント増の76.4%でした。
みなさん、このデータをどう思いますか。